山本光輝先生×保江邦夫博士 対談講演会

2025年12月19日 ホテルグランドヒル市ヶ谷にて開催

〜山本光輝・保江邦夫 対談部分より抜粋〜

山本光輝の書法の核心は、「ひらがな一文字一文字が神さまの姿を表す波形であり、そのお名前を発声しながら紙に書くことで、霊力が発動し神さまと一体になる」という概念にある。
重要なのは「無心」であること。自分の意識でやろうとしたり、上手く書きたいというエゴがあると覚醒は起きない。無心の状態になったとき初めて神さまと一体となり、自分の体は光の通路として宇宙のエネルギーが流れるのに任せるだけとなる。
この書法が生み出す現象は、数多くの体験報告として寄せられている。山本の書を部屋に飾ったら病気が快方に向かった、子どもたちのいじめがなくなった、安楽死予定だった牛が回復したなど、枚挙にいとまがない。青森県のりんご園では、「いろは歌とひふみ祝詞を息が続く限り大きな声で唱えてほしい」というアドバイスを実践したところ、記録的な台風が直撃したにもかかわらず、周囲のりんご園が甚大な被害を受ける中、その園だけはりんごがまったく落ちなかったという。
理論物理学者の保江邦夫は、こうした現象を次のように説明する。この物理的な現象界は、すべてが素粒子という微細なエネルギーでできており、その背後には「真象界」が存在する。宇宙空間は素粒子の泡で隙間なく満たされており、その膜は非常に薄く共振・共鳴しやすいため、情報が振動として瞬時に宇宙全体へと伝わる。山本の「光の書」は宇宙根源のエネルギーを発し、真象界に働きかけることで、乱れた状態を本来の調和したリズムへと戻している——そうした仮説が立てられるという。
また、宇宙と共鳴するカギは「日本語独特の発声」にある。世界中の多くの言語は口腔と声帯を振動させて発声するが、日本語だけは特殊で喉を使って音を出す。特に古い日本語ほど、喉仏の下・気管支の辺りまで響かせて声を出していた。これは祝詞を奏上するときの発声法そのものであり、いろは歌やひふみ祝詞を唱えることで、宇宙空間に直接働きかけることができると考えられる。
さらに山本は、筆の持ち方にも宇宙の法則が宿ると語る。親指以外の4本の指を揃えて筆を持つことで宇宙とつながる。これは書だけでなく、茶道のお手前や京舞でも同様で、4本の指を揃えたとたんに場にいる人々と一体になれるという。
呼吸書法とは単なる書の技術ではなく、日本語の言霊・音霊を通じて宇宙と共鳴し、人と周囲のすべてを調和へと導く「魂の書法」なのである。