書家・山本光輝は、「いろは文字」を中心に据えた書画の執筆活動をメインにしておりますが、それ以外にも、長年の修練の結果、すでに身体・生活の一部となっている『合気道』の稽古や、人それぞれへの想いを句に詠んだ『開命句』の執筆、『神代文字』の研究と人の名前を神代文字で書き、その人の加護と浄化を祈る(『神代の姓名』)、といった幅広い活動を展開しております。
いろは・ひふみ呼吸書法
この書法は、山本光輝氏が、長年取り組んできた武道と書道の経験をもとに生み出した独自の方法です。深くゆったりとした呼吸をしながら、「いろは歌」や「ひふみ祝詞」を声に出して、筆で丁寧に書いていきます。
「いろは」や「ひふみ」の言葉には、それぞれ神さまの名前や姿をあらわす意味があり、声に出して書くことで、心や体、そしてその場の空気まで清らかに整っていくといわれています。
呼吸・声・書く動作が一体となるこの書法は、難しい技術は必要ありません。筆に親しみながら、自然と心が落ち着き、日々の生活にも安らぎをもたらしてくれます。どなたでも安心して始められる、やさしい書の時間です。

開命句
開命句(かいめいく)とは、人の名前を詠み込んでつくる俳句のことです。
その人の名前を何度も、まるで祈るように心を込めて唱えていると、不思議とその人を表す言葉や風景が自然と心に浮かんできます。そして、その言葉がもつ本当の意味や、深い思いが見えてくるのです。
言葉には、魂の響き=「言霊(ことだま)」が宿るといわれています。開命句は、その言霊の力を通して、言葉の奥深い真理や、いのちの尊さを表現しようとするものです。
人の名前をほめたたえ、その名に込められた意味を見つめ、明らかにしていく開命句は、父母から子への深い愛情や、いのちを大切にする心を詠み上げる「祈りの詩」ともいえるでしょう。

浄化活動

浄化の書とは、ご先祖さまへの感謝や報恩の思いを込めながら、大地を清めるために書く「祈りの書」です。
この特別な書には、「すべての人を救いたい」という神の深い願い、そして宇宙や大地の祈りが託されていると考えられています。
この書の想いに共鳴し、心を込めて書くことは、目に見える世界(三次元)だけでなく、見えない世界(四次元・五次元)をも清める力となります。そして、それが神への感謝の表れとなり、地球の浄化に向けた大きな助けとなるのです。
一人でも多くの方に、この「浄化の書」を通して、愛とまごころをもって祈りを届けていただけたらと願っています。

その土地に住まわれる方が、心から心地よく、安心して過ごしていただけるよう、私たちは独自の方法による「炭素埋設」を行っています。
この方法は、古代文字の解読でも知られる天才物理学者・楢崎皐月博士が提唱した「静電三法」に基づいています。さらに私たちは、この埋設にあたって、特別な工夫を加えています。
直径約1メートルの和紙に、山本光輝による「いろは曼荼羅」と「ひふみ曼荼羅」の書を揮毫し、それを無機炭とともに土地に丁寧に埋めます。
その際には、山本光輝が「いろは祝詞」「ひふみ祝詞」を何度も奏上し、無機炭がエネルギー水を充分に吸収するまで、真心を込めて祈り続けます。
この一連の行いは、土地を清め、調和をもたらし、住まう方の心と体にやさしく働きかける祈りの儀式でもあります。
神代文字(かみよもじ)古代文字
「神代文字」による姓名の揮毫(きごう)
~神聖な文字で、お名前に祈りをこめて~
日本には、漢字が使われる以前に「神代文字(かみよもじ)」と呼ばれる古代の文字があったと伝えられています。この神代文字は、今も神社のご神体として納められていることがあり、古くから特別な存在として大切にされてきました。
神代文字には、言霊(ことだま)の力が宿っており、神のエネルギーと共鳴する力があるといわれています。
山本光輝は、48文字からなる「いろは」の神代文字を用いて、お一人おひとりのお名前を、心を込めて揮毫しております。
それは単なる文字を書く行為ではなく、お名前に秘められた意味と力を表し、祝福と祈りを届ける神聖な営みです。

合気道
これは、合気道の創始者・植芝盛平氏の言葉に由来しますが、「己を宇宙そのものと一致させる」とは、雑念のない心、すなわち「無念無想」の境地に至ることだといえます。
この境地は、私たちの日常的な意識を超えた「超意識」の世界ともつながっており、それは芸術が目指す「真・善・美」の世界とも深く共鳴しています。
書家・山本光輝が提唱する「いろはひふみ呼吸書法」も、まさにこの超意識の感覚――つまり、「神と人がひとつになる」神人合一の境地――を目指す呼吸と書の道です。
深い呼吸とともに文字を綴ることで、心と体を調え、より高次の意識とつながっていく。その道は、祈りと調和に満ちた静かな自己実現の旅でもあります。

書論レポート
書論レポートとは、書家・山本光輝が長年にわたり心を込めて書き綴ってきた、「いろは・ひふみ呼吸書法」の本質を深く理解するための“手引き書”です。
この呼吸書法が、心や身体にどのように働きかけるのか、魂を清めるとはどういうことなのか、さらには「宇宙と共鳴する」とは何を意味するのか――そうした深い問いに対して、山本光輝自身がわかりやすく、簡潔にまとめています。
また、神代文字や開命句についても解説されており、読むたびに新たな気づきがある内容となっています。
声に出して読むことで、文章がより深く心と身体、そして魂に染み入り、やがて内なる変化を促してくれるでしょう。繰り返し読むことで、その言葉が少しずつ自分自身の一部となっていきます。
